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医学部再受験、国公立大学と私立大学のどちらを志望しますか?

 医学部を再受験する際に負うリスクを理解して医学部の再受験を決めた後、次は国公立大学を志望するか、または私立大学を志望するか、それとも国公立・私立を併願するのかを決めなければなりません。

 

 今回の記事では国公立大学を志望する、または私立大学を志望すると、大学の立地や学費や難易度などの観点からどのような違いが生じるのかをまとめます。

 

 国公立大学を志望する場合

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大学の立地はどうなの

 一部の大学(東京大学や名古屋大学や北海道大学など)を除いて、基本的には田舎に作られています。車やバイクがないと不便さを感じる辺境の地ともいえる場所にある大学もちらほらあります。

 

学費はいくらなの

 文系学部・理系学部問わず学費は一律(2019年1月現在で、年間53万5800円)となっていて医学部も例外ではありません。

 公立大学の場合は、その県に居住しているかどうかで入学金に差がでますが、学費は国立大学と同じです。

 

難易度はどうなの

 同じ国公立大学でも、医学部と非医学部の差は大きいです。国公立の医学部に合格しようと思ったら、最低でも旧帝大の非医学部に合格できるだけの学力はほしいところです。

  

受験に必要な科目数は

  基本的にはセンター試験で、国語・英語・理科(2科目)・社会・数学が必要で、二次試験では、英語・理科(2科目)・数学が必須となっている大学が多いです。

 九州大学の医学部ですと、例えばセンター試験で理科を物理・化学を選択した場合、二次試験では生物と物理または化学を選択する必要があり、実質理科3科目必要な大学もあります。

 

私立大学を志望する場合

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大学の立地はどうなの

 全てではありませんが、都市部のそれも中心地近くにある大学が多いです。立地も生徒を呼び込むためのウリの一つであるからです。

 

学費はいくらなの

 最近新設された、国際医療福祉大学が最も安く6年間の総額が1850万円で、川崎医科大学が最も高く4550万円となっています(2019年1月現在)。

 

 私も一時期、日本学生機構の奨学金を借りて(私立の医学部だと最大で月16万円借りることができます。6年間で1344万円)、さらに銀行からの学資ローンを借りようと考えたことがあります。ちなみに、銀行の学資ローンは担保なしですと300万円~500万円ほどしか借りられませんが、担保がある場合は3000万円まで借りることができるという銀行もあります。

 私は悩んだ末に私立に行くのは諦めました。医学部に入れたとしても、留年してしまうと何百万円というお金がさらに必要になる、医師国家試験に受からず医者になれなかった場合は何千万という借金のみが残ってしまうからです。さらに金利が2%として3000万円借りたとしたら毎年60万円近くの金利が発生してしまい、返済が大変ということも、諦めた理由の一つです。

 

 最近では優秀な学生を確保するために医学部の学費の値引き合戦が行われていて、毎年のようにどこかの医学部の学費が変更されています。それも数十万単位ではなく、数百万単位で変更されたりするので必ずチェックしてください。

 

 難易度はどうなの

 以前は「国立大学の難易度>私立大学の難易度」となっていましたが、近年の医学部人気によって私立の医学部の難易度もあがっています。特に私立医学部の御三家と言われる、慶応大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学は地方の国立大学よりもはるかに難易度が高くなっています。そのほかの私立大学も難化してきていて、国立大学と私立大学の難易度の差は徐々になくなってきています。

 

 また私立大学の難易度は学費と反比例することが多く、学費が安い大学ほど入学難易度が高くなる傾向にあります。

 

受験に必要な科目数は

 一般受験で受験する場合は英語・数学・理科(2科目)の3教科が必要です。

 

国立大学と私立大学どちらがオススメなの

 お金に余裕がありかつ自身の学力に自信がない人は私立大学の専願を、お金に余裕がありかつ自身の学力に自身がある人は国立大学と私立大学の併願を、お金に余裕のない人は国立大学の専願をオススメします。

 

 私は国立大学の専願をしていたのですが、国立大学を志望するとセンター試験のために国語や社会を勉強しなければならず、もしセンター試験で大きく失敗すると2次試験を受ける前に実質受験終了となる可能性もあります。センター試験と2次試験の両方で結果を残さなければならないのはシンドイです。しかも、前期試験と後期試験しかなく、受験回数という点でも私立と比べると合格チャンスは減ります。

 

 私立大学を専願すると、3教科の勉強でいいので国立大学を受験するよりは負担が少ないです。センター試験を受けなくていいのと、日程が被らなければ何か所でも受験できるというのは、私立大学を受ける最大のメリットです。

 

 一番良いのは、国立大学と私立大学の併願です。私立専願のときと比べて負担は増えますが、その分受験回数も増え合格確立も上げることができます。私立大学でもセンター利用入試もあるので、国立大学・私立大学のセンター利用・私立大学の一般入試が受けられます。

 

 色々まとめましたが、お財布にやさしいのは圧倒的に国立大学です。受験される方は、よく考えて専願か併願かを判断してください。

 

 最近問題になっていますが、大学によっては再受験生を敬遠する学校もありました。不祥事が明るみに出た今年はクリーンな入試をせざるおえないので、今年受験をする再受験生にとってはラッキーかもしれないですね。